1950年、岡山市に生まれる。高校卒業まで岡山市で過ごす。都会に憧れ、東京の大学への進学も考えたが、関西にある大阪外国語大学(英語学科)に入学することになる。このことが後年、言語(日本語)の研究に携わる遠因となった。大阪産業大学、神戸市外国語大学、関西外国語大学での勤務を経て、現在、神戸市外国語大学名誉教授。 |
もともと研究者志望ではなかったが、学部時代に出会った先生や先輩の影響で、大学院に進学することになった(モラトリアムの気分もあったように思う)。 |
大学院でも英語学専攻だったが、日英対照研究の授業(英語学の林栄一先生と日本語学の寺村秀夫先生の合同授業)を受講し、日本語にも関心を持つようになる。1976年に大学院(修士課程)を修了し、しばらく英語教育の教職に就いていたが、その間に日本語研究に着手する(外国語の研究よりも母語の研究のほうが自分の資質に合うように思われた)。 |
1980年に神戸市外国語大学で日本語学を担当する仕事に就いたことをきっかけに、現代日本語(日本語文法)の研究に専念することとなるが、関心の視野を少しでも広くできればと願っている。 |